星子(せいこ)

脳内再生を止めないで

もし私が私でいられなくなるとしたら

きっとその時は、全てを貴方に捧げた時だと思う。

 

今まさにそのような感覚に落ちている最中で

どこまで落ちたら気が済むんだろう、と

どこか他人事で

別人みたいに思える私のことを、

私は好きでいられるのかな。

 

今日の空は、ずっと朝みたいだった

少しツンとする冷えた風を全身で浴びて

白い空を眺めながら編み繋げた糸達は

お互い隣にいたかったのかな。

 

ただいまと、おかえりが繋がって

いただきますと、おいしいよが重なって

愛ってどんなものなんだろう。

過ごす日々の中に貴方を混ぜてみたい、と思う事が

愛でありますように。

そう願ってたら、

いつのまにか暗くなってた

 

毎日がそんな風に始まって、

そんなふうに終わっていく。

 

私ははやく伝えたい。

貴方の気持ちとか、この先の関係とか

何も考えないまま

思うままに、愛のままに、魅せたい。