星子(せいこ)

脳内再生を止めないで

誰かの夢だったらいいのに

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夏って凄い。

 

夏は最強だ。

 

アツい。

最近めっちゃじわじわの熱が籠ってるね。

動いていると風があるけど、

立ち止まるとほんとサウナで嫌になる。

 

ここまでは私の夏の暑さについてだけど、

 

ここからは夏の表面を抉った後に出てくる

汁のようなものの説明をする。

 

それはやっぱり、サウナみたい

生ぬるい。少しとろみのある、嫌悪感

 

夏の表面はカラッとしていて、

私はそれが夏らしいと感じる事もある

 

夏の表面を剥く。

中はじゅくじゅくで、

触れると、手を拭かないとダメになる。

ザクロのような、感じ。

でもそれも夏だから、

私はまだ夏らしいと、感じる。

 

私は以前、「幸せと死は紙一重だ」

ということをブログに綴ったと思う。

 

夏って、その事実をふんだんに使って

人間、私たち、私を、殺しにくる。

 

暑さで死んじまいたいじゃない

なんとも言えないけど、グロい。

 

朝起きる蝉の音とか

激しい夕日が肌に刺さったり、

痛いところがグロテスクだ

 

 

色んな曲を聴きながら歩くけど、

あの、熱に揺らぐ道では

全て夏の曲に聞こえてしまう。

 

ヤプーズの、赤い戦車

強く、夏。

 

おニャン子クラブの、割ってしまった卵

柔く、夏。

 

No Busesの、Cut My Nails

潔く、夏。

 

夏の曲は夏の曲に

夏の曲でない曲は夏の曲に

 

 

私は夏生まれである。

夏生まれで良かったと思う。

 

 

ファンタジア / 土岐麻子

諦念プシガンガ / 戸川純